2007年03月31日
中古パソコンでLinuxを動かす事を薦めてきましたが、今あるマシンに仮想マシンを設置すればもっとお手軽だと今さらながらに気づいた次第
中古パソコンから話題がドンドンずれていくようにも思いますが、まあ気にしない
仮想マシンを起動するOSをホストOS、仮想マシンの中で動作するOSをゲストOSと呼びます
仮想マシンを使う利点は

 1.パーティションを切り直す必要が無い
パーティションの切り直しは、慣れたヒトがやっても時としてシステム全体を飛ばす可能性がありとても危険です

 2.システム全体のバックアップが容易
仮想マシンのシステムは仮想ボリュームと言う一つのファイルですので、このファイルをコピーして置けばシステム全体のバックアップが終了します

 3.ホストOS(多分Windowsですよね)と同時稼動する
なにかトラブルが発生し「システムが起動しない」「ウェブブラウザがクラッシュする」などの事態になった場合でもホストOS側で対処方法を検索できます

など、初めて触るOSを動かすには最適の環境です
中でも有名なVMWareでやってみましょう
まず必要なものをダウンロードしてきます

1.VMWare Player
  http://www.vmware.com/download/player/
  無償のエミュレータソフトです
  ダウンロードの際、名前やEメールアドレスなどを入力するフォームが表示されます
  英語ですが大したことは聞いてきません
  素直に答えましょう

2.QEMU
  QEMU on Windows
  同じく無償のエミュレータソフト
  ただし今回はディスクイメージを作成するためだけに使用します

3.Vine Linux 4.1
  Vine Linux Home Page
  日本語環境が整っている・安定版のみ収録している、など初心者に一番のお勧めです

先ずダウンロードしたVMware-player-1.0.3-34682.exe(2007/03/30現在)をダブルクリックしインストールを開始します
後はデフォルトのまま「Next」で進めばインストールが完了します
次にQEMUを解凍します
ZIP形式なのでWindowsXPであればシステム標準で展開できます
Windows2000などの場合は別途解凍ソフトを用意し展開します
たとえばLhazなど
そしてコマンドプロンプトを起動し必要なフォルダを作成します
次の例はディスクイメージをDドライブの\vmware\vineフォルダに作成すると仮定します
C:\Documents and Settings\hoge>mkdir d:\vmware
C:\Documents and Settings\hoge>mkdir d:\vmware\vine

QEMUを展開したフォルダに移動し次のコマンドを実行します
D:\qemu-0.9.0-windows>qemu-img.exe create -f vmdk
        d:\vmware\vine\vine.vmdk 10G

容量を10GBと指定していますが実際に10GBのファイルが作られるわけではありません
実際の使用量に合わせて最大10GBまで大きくなるだけです
先ほど作ったd:\vmware\vineにVineLinuxのイメージファイルをコピーします
最後にvine.vmxと言うテキストファイルを作成し内容を次の通りに編集します
config.version = "8"
virtualHW.version = "4"
memsize = "256"
ide0:0.present = "TRUE"
ide0:0.fileName = "vine.vmdk"

ide1:0.present = "TRUE"
ide1:0.fileName = "d:\vmware\vine\Vine41-i386.iso"
ide1:0.deviceType = "cdrom-image"
#ide1:0.fileName = "auto detect"
#ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"
floppy0.present = "FALSE"
#floppy0.present = "TRUE"
#floppy0.fileName = "A:"
ethernet0.present = "TRUE"
ethernet0.connectionType = "nat"
usb.present = "TRUE"
sound.present = "TRUE"
sound.virtualDev = "es1371"
displayName = "Vine Linux 4.1"
guestOS = "other26xlinux"
nvram = "vine.nvram"
scsi0:0.redo = ""
ethernet0.addressType = "generated"
uuid.location = "56 4d 4d f8 7b af 89 4e-a5 f9 79 41 fb 20 5e e3"
uuid.bios = "56 4d 4d f8 7b af 89 4e-a5 f9 79 41 fb 20 5e e3"
ide1:0.autodetect = "TRUE"
ethernet0.generatedAddress = "00:0c:29:20:5e:e3"
ethernet0.generatedAddressOffset = "0"
checkpoint.vmState = ""
tools.remindInstall = "FALSE"
ide0:0.redo = ""

赤色の部分は適宜変更願います
ちなみにワタシの環境はFPDはUSB接続を使用しており通常接続していないためFALSEとしています
行の先頭に#でコメントアウトされますのでFPDを使用される場合はFLASEの行をコメントアウトしその下2行の#を削除してください
メモリは実メモリの半分を指定しました
ホストOSの動作が遅くなるようであれば後で変更できます

ここまで「山下 英孝」さんの本当に無償で使える「VMware Player」を参考にさせていただきました
貴重な情報ありがとうございます
またvmxファイルの設定について第2回 VMware Playerの仮想マシン環境をカスタマイズを参照しています


さて、以上でVMWareの準備は整いました
先ほど作成したvine.vmxをダブルクリックするとVMWareが起動しVineLinuxのインストールが始まります
これから先はVMWareに限らず普通にインストールするのとなんら変わりません
次はこのVineLinuxのインストールについて書いてみます


関連記事
VineLinuxをVMWareで動かそう【その1】
VineLinuxをVMWareで動かそう【その2】
VineLinuxをVMWareで動かそう【その3】
VineLinuxをVMWareで動かそう【その4】
posted by もったいないお化け at 01:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | UNIX・Linux
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/37313781
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック

最近の記事
(2008/02/08)デスクトップに表示するアイコンを選択する GNOME編
  私はデスクトップ上にアイコンやショートカットをズラズラと並べるのは好きではありま.....

(2008/02/04)MCP70-290取れました!
  う〜ん この歳になって「お受験」は厳しいものがありまして しかしまあ、どうにかこう.....

(2008/02/01)カウンター始めました
  前にも一度設置したことがあったのですがSeesaaのアクセス解析と忍者カウンター、それ.....

(2008/02/01)yumコマンドを使う
  前回お約束した通り今回はyumコマンドの使い方について紹介いたします もともとはYell.....

(2008/01/30)CentOSでも当然のごとくXfceを使う
  毎度毎度すいません またXfceです いい加減ほかのネタやれよ!って声が聞こえてきそう.....

(2008/01/29)VMware Toolsの在処
  先日来よりCentOSにVMware Toolsをインストールしても共有フォルダがマウントできない.....

(2008/01/21)UbuntuでXfceを使う【その2】
  UbuntuにXfceを入れるところまではUbuntuでXfceを使う【その1】に書いたとおりです .....

(2008/01/16)UbuntuでXfceを使う【その1】
  しばらく放置状態だったUbuntuですが、ちょっといじってみましょう VMWare Playerへの.....

(2008/01/14)CentOS5をVMware Playerで動かす【その3】
  今年最初の試用ネタとしてCentOSを取上げました 今回がその締めくくり・・・となる予.....

(2008/01/12)CentOS5をVMware Playerで動かす【その2】
  前回CentOSをVMware Playerへインストールする手順をご紹介しました CentOS5をVMware .....